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『心整』
「何と読む?」
「しん…せい?」
「あー!惜しい。でもかなり違う」
「それって全然惜しくないじゃないですか」
「碧くん、よく聞いて。毎日色んな事に関わってると、なんだか心が擦り減ってく感とかない?」
「ん~どうだろ、例えば仕事で失敗して、ただボ~としたくなるみたいな」
「でしょ、それってどうしてだと思う?」
「心が整ってないから?」
「惜しい!」
「でも全然惜しくないんでしょ」
「心整、私はこう読むの『ひなたぼっこ』」
「なんすかそれ?随分と無理矢理感ありまくりな」
「私、実は日向ぼっこ女子なの。温かくて気持ち良くて、全部忘れて頭が空っぽになるのよね。だから明日もここで日向ぼっこしようか?」
「美佳先輩。それって『明日も屋上で一緒に弁当食べよう』でいいんじゃないかと」
「晴れるといいね、碧くん」
「先輩!」
「んっ?」
「心乱れとりますよ」
「… ぉぅ」
「何と読む?」
「しん…せい?」
「あー!惜しい。でもかなり違う」
「それって全然惜しくないじゃないですか」
「碧くん、よく聞いて。毎日色んな事に関わってると、なんだか心が擦り減ってく感とかない?」
「ん~どうだろ、例えば仕事で失敗して、ただボ~としたくなるみたいな」
「でしょ、それってどうしてだと思う?」
「心が整ってないから?」
「惜しい!」
「でも全然惜しくないんでしょ」
「心整、私はこう読むの『ひなたぼっこ』」
「なんすかそれ?随分と無理矢理感ありまくりな」
「私、実は日向ぼっこ女子なの。温かくて気持ち良くて、全部忘れて頭が空っぽになるのよね。だから明日もここで日向ぼっこしようか?」
「美佳先輩。それって『明日も屋上で一緒に弁当食べよう』でいいんじゃないかと」
「晴れるといいね、碧くん」
「先輩!」
「んっ?」
「心乱れとりますよ」
「… ぉぅ」
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公開:25/01/30 13:00
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