4
6
朝起きたら一面銀世界だった
雪なんて滅多に降らない積もらない地域なので
雪が薄っすら積もってても嬉しくなってしまう
こんなに積もってても天気が良ければお昼には殆ど溶けてしまう
早起きできたことに感謝する
『いってきまーす!』
登校途中も雪のおかげで退屈せずにすむ
足跡のついてない場所なんてわざわざ足跡をつけにいくほどだ
歩道の脇に小さな雪だるまを見つけた
わたしより先に歩いた人がつくったんだろう
朝の慌ただしい時間に雪だるまをつくる余裕のある人がいることがなんだか嬉しかった
【それを見たわたしはあることを閃いた】
せっせと雪をかき集め雪だるまをつくる
一つ、二つ、二体の雪だるまを作ってほくそ笑む
二体の雪だるまはわたしと密かに想いを寄せてる男子のものだった
わたしはそっと二体の雪だるまを寄り添わせる
すぐに溶けてしまわぬようずっと陽の当たらぬであろう場所に…
雪なんて滅多に降らない積もらない地域なので
雪が薄っすら積もってても嬉しくなってしまう
こんなに積もってても天気が良ければお昼には殆ど溶けてしまう
早起きできたことに感謝する
『いってきまーす!』
登校途中も雪のおかげで退屈せずにすむ
足跡のついてない場所なんてわざわざ足跡をつけにいくほどだ
歩道の脇に小さな雪だるまを見つけた
わたしより先に歩いた人がつくったんだろう
朝の慌ただしい時間に雪だるまをつくる余裕のある人がいることがなんだか嬉しかった
【それを見たわたしはあることを閃いた】
せっせと雪をかき集め雪だるまをつくる
一つ、二つ、二体の雪だるまを作ってほくそ笑む
二体の雪だるまはわたしと密かに想いを寄せてる男子のものだった
わたしはそっと二体の雪だるまを寄り添わせる
すぐに溶けてしまわぬようずっと陽の当たらぬであろう場所に…
青春
公開:25/02/01 01:10
頭の中に浮かんでは消える意味のない想いのようなものを成仏させてあげたくて書いてます
下記リンク先でこちらの作品含む活動を始めました
恋愛小説が多いですけど興味がありましたら覗いてみてください!
https://novel.daysneo.com/sp/author/atamannaka/
ログインするとコメントを投稿できます