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電車の中でうとうとしていたら隣に座っているハヤトに肘で小突かれた。俺はびくっとして目を覚ます。
「おい、寝過ごすぞ」
「あぁもう次か」
昼食後はいつも眠くなって困る。
「お前あれ飲んだら?結構流行ってるみたいだぞ」
ハヤトが指差す先には車内広告。足ツボコーヒー、と書かれている。
「何だあれ?」
「飲んだら足ツボが刺激されて眠気覚ましになるコーヒーだよ。健康にもいいし、ノンカフェインで妊婦さんとか子供でも飲めるからって売れてるんだって。俺も飲んだけど確かに目が覚める刺激だった」
「へぇそんなのがあるんだ〜。なんか痛そう」
「まあ人によるけどな」
スマホを取り出してさっそく検索しようとした時、車内アナウンスが流れた。
「次はぁ〜っア゛ッむ、武蔵ッ武蔵大杉ィッてえ…」
明らかに悶絶している苦しそうな声。どうやら車掌さんも眠気覚ましに足ツボコーヒーを飲んだらしい。
俺は一人の時に飲もうと思った。
「おい、寝過ごすぞ」
「あぁもう次か」
昼食後はいつも眠くなって困る。
「お前あれ飲んだら?結構流行ってるみたいだぞ」
ハヤトが指差す先には車内広告。足ツボコーヒー、と書かれている。
「何だあれ?」
「飲んだら足ツボが刺激されて眠気覚ましになるコーヒーだよ。健康にもいいし、ノンカフェインで妊婦さんとか子供でも飲めるからって売れてるんだって。俺も飲んだけど確かに目が覚める刺激だった」
「へぇそんなのがあるんだ〜。なんか痛そう」
「まあ人によるけどな」
スマホを取り出してさっそく検索しようとした時、車内アナウンスが流れた。
「次はぁ〜っア゛ッむ、武蔵ッ武蔵大杉ィッてえ…」
明らかに悶絶している苦しそうな声。どうやら車掌さんも眠気覚ましに足ツボコーヒーを飲んだらしい。
俺は一人の時に飲もうと思った。
公開:25/01/17 17:49
更新:25/01/17 18:02
更新:25/01/17 18:02
山吹橙子(やまぶきとうこ)と申します。趣味で小説にチャレンジ中の会社員です。
楽しい話が書きたくて日々精進しています。
ど素人のひよっこですがよろしくお願いします!
※コメント下手ゆえ、⭐︎の押し逃げをすることがあります。お許しください。
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