小銭を拾った話

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本日の営業が終了した商業施設を見回っていると、大量の小銭が落ちているのを発見する。
それを拾い集める。右手で拾い、左手に乗せていく。
不思議な事に左手に乗せた小銭は凄い安定感で、1枚たりとも落ちる気配がない。
全部乗せ切ったところで見回りを再開する。向こうから先輩がやってきて、私の左手の上のものに目をやる。
「おつかれ。それ、早く捨てたほうがいいぞ」
先輩の言葉に左手を見ると小銭が紙で出来た人型へと変化していた。
人型が私の腕を飲み込むみたく、包み込んでいく。私の腕を包み込む人型の群れの隙間からバラバラと小銭が落ちる。
「その人型は金に憑りつかれた人間の末路だ」
小銭が落ちる度に私の左手がなくなっていく。小指がない。感覚もない。悲鳴が上がる。
「大丈夫。まだ間に合う」
そう言うと先輩は私の身体から左腕を引きちぎった。左腕に痛みが走る。その衝撃に目を覚ます。
12月31日。今朝見た夢である。
公開:24/12/31 21:31
更新:25/01/02 21:24
実話

幸運な野良猫

yahoo!サーバーに問題が発生したらしく2022年9月1日より2週間入れなかったので新規にアカウント取得。
半年以上毎日Yahoo!IDでログインを試みるも、現在進行形でログインできない状態です。#EY003って何だ?
そのIDも凍結されてしまったので旧アカウントには手出しができない状態です。
運営に報告するも、ずっと無視されております。自動応答メールだけが返ってくる…1年経過で、もう諦めた…2年経過で、ただただ失望した…

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