サンタの正体
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今日はクリスマスイブ。
早く寝ないとサンタが来ないぞ!と親に急かされ、急いでベッドに潜り込む。親も寝ると言っていたが嘘だろう。
よし、今年こそサンタを見てやる。そう思い、薄目を開けて起きていた。しばらくして窓の鍵が開く音がした。
少し怖くなったが寝たふりを続ける。すると部屋に二人組の何者かが入ってきた。押入れを確認しているようだ。
「おい、この通帳!」
「お〜この日の子供は寝ているから楽だな」
泥棒だと気づいたが、僕の部屋の押し入れに入っているのはおもちゃ屋で使えるポイントが貯まる子供通帳だ。僕も長い間使ってなくて忘れていた。暗いから間違えたのだろうか。
その二人組はまた何かを話し、バレた時のために何かを置いていこうというようになったらしく、その子供通帳をポケットにいれ、背負っていた袋からお菓子の詰め合わせのようなものを出した。
そして静かに出ていった。
このサンタの正体は…
早く寝ないとサンタが来ないぞ!と親に急かされ、急いでベッドに潜り込む。親も寝ると言っていたが嘘だろう。
よし、今年こそサンタを見てやる。そう思い、薄目を開けて起きていた。しばらくして窓の鍵が開く音がした。
少し怖くなったが寝たふりを続ける。すると部屋に二人組の何者かが入ってきた。押入れを確認しているようだ。
「おい、この通帳!」
「お〜この日の子供は寝ているから楽だな」
泥棒だと気づいたが、僕の部屋の押し入れに入っているのはおもちゃ屋で使えるポイントが貯まる子供通帳だ。僕も長い間使ってなくて忘れていた。暗いから間違えたのだろうか。
その二人組はまた何かを話し、バレた時のために何かを置いていこうというようになったらしく、その子供通帳をポケットにいれ、背負っていた袋からお菓子の詰め合わせのようなものを出した。
そして静かに出ていった。
このサンタの正体は…
ファンタジー
公開:24/12/24 10:34
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