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ながらスマホはダメだと知っているものの、ついつい触ってしまう癖が抜けない。他の人もしているからいいや、と自分を許してしまう。
そんなある日、いつものように歩きスマホをしながら下校していたら何かに躓いて思いっきりこけた。
「いてっ」
足元には真っ二つに割れた大きな石。どうやら今の衝撃で石が倒れて割れてしまったらしい。
不思議に思って覗き込むと、どこからか男性の声が聞こえた。
『石を割ったな、祟ってやる…ながらができないようにしてやる…』
と。
「なんだ!?」
気味が悪くなった僕は全速力でその場から逃げたのだった。
だけどその日を境に僕はながらができなくなった。祟りは本当だったのだ。
ながらスマホだけでなく、音楽聴きながら自転車・お菓子食べながら勉強などあらゆるながらができず、仕方なく我慢している。
ただ、白ごはんを食べながらおかずを食べることができなくなってしまったのは地味に辛い。
そんなある日、いつものように歩きスマホをしながら下校していたら何かに躓いて思いっきりこけた。
「いてっ」
足元には真っ二つに割れた大きな石。どうやら今の衝撃で石が倒れて割れてしまったらしい。
不思議に思って覗き込むと、どこからか男性の声が聞こえた。
『石を割ったな、祟ってやる…ながらができないようにしてやる…』
と。
「なんだ!?」
気味が悪くなった僕は全速力でその場から逃げたのだった。
だけどその日を境に僕はながらができなくなった。祟りは本当だったのだ。
ながらスマホだけでなく、音楽聴きながら自転車・お菓子食べながら勉強などあらゆるながらができず、仕方なく我慢している。
ただ、白ごはんを食べながらおかずを食べることができなくなってしまったのは地味に辛い。
公開:24/12/09 10:44
更新:24/12/09 20:02
更新:24/12/09 20:02
山吹橙子(やまぶきとうこ)と申します。趣味で小説にチャレンジ中の会社員です。
楽しい話が書きたくて日々精進しています。
ど素人のひよっこですがよろしくお願いします!
※コメント下手ゆえ、⭐︎の押し逃げをすることがあります。お許しください。
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