8
6
目が覚めると枕元に福引券があった。
やったー!
重い布団を跳ね除け、福引券をぎゅっと握りしめてクローゼットを開けば、福引カーディガンのご登場!ぱっと見は透明なボタンの7つ付いた普通の白いカーディガンなんだけど…まぁ見てて♪
私は福引券をカーディガンの右袖に握らせ「福引1回お願いします!」と伝えた。すると、左袖が掃除機みたいに福引券をシュルルと吸い込み、透明なボタンが七色に明滅し出す。「いい賞が当たりますように…!」と念じながら、カーディガンの右袖を掴んでグルグル回していくと、七色に明滅していたボタンのうち1番上のボタンだけが赤く輝き、あとは透明に戻った。
チリチリーン♬
やった、一等だ!!
今日の福引カーディガンは一等カーディガン。着て出かけるとものすごくいいことが起きる。
あぁ、大掃除頑張ってよかったー!
だって福引カーディガンはクローゼットに余裕がないと絶対現れないんだもん♪
やったー!
重い布団を跳ね除け、福引券をぎゅっと握りしめてクローゼットを開けば、福引カーディガンのご登場!ぱっと見は透明なボタンの7つ付いた普通の白いカーディガンなんだけど…まぁ見てて♪
私は福引券をカーディガンの右袖に握らせ「福引1回お願いします!」と伝えた。すると、左袖が掃除機みたいに福引券をシュルルと吸い込み、透明なボタンが七色に明滅し出す。「いい賞が当たりますように…!」と念じながら、カーディガンの右袖を掴んでグルグル回していくと、七色に明滅していたボタンのうち1番上のボタンだけが赤く輝き、あとは透明に戻った。
チリチリーン♬
やった、一等だ!!
今日の福引カーディガンは一等カーディガン。着て出かけるとものすごくいいことが起きる。
あぁ、大掃除頑張ってよかったー!
だって福引カーディガンはクローゼットに余裕がないと絶対現れないんだもん♪
ファンタジー
公開:24/12/13 10:30
読んでくれてありがとう!
ログインするとコメントを投稿できます