ルークandインナ ♯1

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朝の10時頃だっただろうか。このハーグロブ高校に転校生が来た。
もう席に知らない女性がいる。1人の女性は話しかけた。

君、新しい子? 私はジーナ。
うん…… 私はインナ・フィリップス。
そうなんだ。どこから来たの?
ニューメキシコのサンタフェ。
あー、だからスペイン語に訛りがあるのね。なんか好きなことある?
私は好きな物は…… 。

その瞬間、インナは悲しそうな顔で話した。

超能力がすき。
なにそれ? まさか、本当に出来る人が居るとでも?

するとインナは立ち上がって話した。

わたしは未来が見える。この街に隕石が降って、失くなる。

その言葉を聞いて、ジーナおろか他の生徒たちは会話を止める。みんなはインナをバカバカしく驚いた様子で見ていた。
そして皆は笑う。

あはは! そうなんだ! じゃあね、嘘つきフィリップスちゃん。

ジーナはそう言うとインナから離れた。
これが初日だ。
ホラー
公開:24/05/06 18:31
更新:24/05/06 18:34

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