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ある日、世界が壊れた。
神なのか悪魔なのか、何だかよくわからないものがたくさん世界に現れたのだ。
そしてそれらは自分の望むものをこの世界で貪った。
人間を食うもの、不幸にする事を好むもの、崇められる事を望むもの、様々だった。
そんな混沌に落ちた世界で、それらと共存する者が現れた。
望むものを渡す代わりに願いを聞いてもらう。
そして私の前にも変なのがいる。
そいつは「創造」を喰う。
ところがどっこい。
こちとら無駄に小説ばかり書いている芽も出ない駄目作家だ。
審査落ちした小説なんていくらでもある。
「頼む!好きな話をくれてやる!」
目の前の親子を守ろうと私はそいつに頼んだ。
そいつはリストを眺め唸る。
「……新作だ、新作を書け!」
「は?」
「これらはもう読んだ!新しい話がいい!!」
どうも鮮度に拘るらしい。
世界の終わりが来ても、私は書く呪縛から逃れられない様だ。
神なのか悪魔なのか、何だかよくわからないものがたくさん世界に現れたのだ。
そしてそれらは自分の望むものをこの世界で貪った。
人間を食うもの、不幸にする事を好むもの、崇められる事を望むもの、様々だった。
そんな混沌に落ちた世界で、それらと共存する者が現れた。
望むものを渡す代わりに願いを聞いてもらう。
そして私の前にも変なのがいる。
そいつは「創造」を喰う。
ところがどっこい。
こちとら無駄に小説ばかり書いている芽も出ない駄目作家だ。
審査落ちした小説なんていくらでもある。
「頼む!好きな話をくれてやる!」
目の前の親子を守ろうと私はそいつに頼んだ。
そいつはリストを眺め唸る。
「……新作だ、新作を書け!」
「は?」
「これらはもう読んだ!新しい話がいい!!」
どうも鮮度に拘るらしい。
世界の終わりが来ても、私は書く呪縛から逃れられない様だ。
SF
公開:24/05/04 16:20
更新:24/05/04 16:27
更新:24/05/04 16:27
ぽんずとかねぎとか薬味と調味料。
(たまに作品整理をします。整理したSSはNovelDays等にあります)
http://lit.link/misonegi
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