アリクイのアリバイ?
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「私はやってません。本当です。勘弁してください。」
「大概そう言うんだ。しかしみんな殆どかウソをついている。私は騙されないぞ。」
「ホントにやってませんって。」
「じゃあアリバイは?あるのか?」
「アリバイは・・・。でもアリクイが。」
「アリクイ?」
「はい、アリクイ。」
「意味がわからない。アリクイを飼っているということか?まあ、だとしてもそれに何の意味があるんだ。」
「アリクイは大事な家族です。飼っている意味なんてないですよ。刑事さんはペット飼ってますか?」
「犬を飼っているが。」
「じゃあ聞きます。犬を飼う意味ってなんですか?答えられますか?」
「まあ、意味とかないかな。」
「でしょ。」
「でも、事件とアリクイは関係ないだろ?」
「あります。アリクイがアリバイです。」
「はあ?」
「アリクイに聞いて下さい。事件のあった時間の僕のアリバイを。きっと答えてくれます。」
「そんなのアリ?」
「大概そう言うんだ。しかしみんな殆どかウソをついている。私は騙されないぞ。」
「ホントにやってませんって。」
「じゃあアリバイは?あるのか?」
「アリバイは・・・。でもアリクイが。」
「アリクイ?」
「はい、アリクイ。」
「意味がわからない。アリクイを飼っているということか?まあ、だとしてもそれに何の意味があるんだ。」
「アリクイは大事な家族です。飼っている意味なんてないですよ。刑事さんはペット飼ってますか?」
「犬を飼っているが。」
「じゃあ聞きます。犬を飼う意味ってなんですか?答えられますか?」
「まあ、意味とかないかな。」
「でしょ。」
「でも、事件とアリクイは関係ないだろ?」
「あります。アリクイがアリバイです。」
「はあ?」
「アリクイに聞いて下さい。事件のあった時間の僕のアリバイを。きっと答えてくれます。」
「そんなのアリ?」
公開:24/04/21 11:33
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時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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