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その喫茶店の主人は未来を占ってくれると彼女から聞き、仕事帰りに入店した。
「飲んで頂ければわかります」
と、メニューのコーヒーが差し出される。
「あ、コーヒー占いか。確かカップに残った模様で判断するとか」
が、飲み終えるとカップは回りだし、そこには一組の男女が座っていた。
「僕と彼女だ!これもしかして遊園地のコーヒーカップ?」
「はい。今貴方が見ているのは、これから少し先の出来事。二人の手をよく見て」
言われた通り凝視すると、二人の左手の薬指に光る物が。
「続いてはこちらを」
次にソーサーの上で回っていたのは三台の木馬。乗っているのは僕と彼女と幼い女の子。
「これは更に先の出来事です。では最後にこちらのコーヒーを」
「どうも…今度のはブラック…」
「そこに砂糖の小玉で円を作れば、明日の今頃二人がいる場所に。そして未来はそこで決まる」
次に回っていたのは、闇夜に白く光るゴンドラの輪だった。
「飲んで頂ければわかります」
と、メニューのコーヒーが差し出される。
「あ、コーヒー占いか。確かカップに残った模様で判断するとか」
が、飲み終えるとカップは回りだし、そこには一組の男女が座っていた。
「僕と彼女だ!これもしかして遊園地のコーヒーカップ?」
「はい。今貴方が見ているのは、これから少し先の出来事。二人の手をよく見て」
言われた通り凝視すると、二人の左手の薬指に光る物が。
「続いてはこちらを」
次にソーサーの上で回っていたのは三台の木馬。乗っているのは僕と彼女と幼い女の子。
「これは更に先の出来事です。では最後にこちらのコーヒーを」
「どうも…今度のはブラック…」
「そこに砂糖の小玉で円を作れば、明日の今頃二人がいる場所に。そして未来はそこで決まる」
次に回っていたのは、闇夜に白く光るゴンドラの輪だった。
ファンタジー
公開:24/03/25 12:00
更新:24/03/26 15:31
更新:24/03/26 15:31
プチコン5
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