存在しないタクシー
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津村小夜子は、タクシーを探した。1台だけ止まっている。
「烏山タクシー」と書かれたタクシー。運転手は、比較的若い男性。
「どちらまで?」
「◯◯台のクロユリ団地まで。お願いします。」
「畏まりました。」
「こんな時間まで、お疲れ様でした。」気さくに話を振られた。
思いがけない励ましに、嬉しくなった。凄く真心があり誠実。そして、瞬く間に到着。
「ありがとうございました。」「こちらこそ♪」
タクシーは、去っていく。
後日、対応が非常に良かったと、タクシー会社に、一報を入れようと、電話をかけた。返答は意外なものだった。
「誠に申し訳ございません。我が社にそのような従業員は、在籍致しておりません。」
「え、あのタクシーは何だったの...?」
小夜子は、訳が分からなかった。小夜子が調べたスマホの画面には、「鳥山タクシー」とあった。
分からない方 タクシー会社の名前見て下さい。
「烏山タクシー」と書かれたタクシー。運転手は、比較的若い男性。
「どちらまで?」
「◯◯台のクロユリ団地まで。お願いします。」
「畏まりました。」
「こんな時間まで、お疲れ様でした。」気さくに話を振られた。
思いがけない励ましに、嬉しくなった。凄く真心があり誠実。そして、瞬く間に到着。
「ありがとうございました。」「こちらこそ♪」
タクシーは、去っていく。
後日、対応が非常に良かったと、タクシー会社に、一報を入れようと、電話をかけた。返答は意外なものだった。
「誠に申し訳ございません。我が社にそのような従業員は、在籍致しておりません。」
「え、あのタクシーは何だったの...?」
小夜子は、訳が分からなかった。小夜子が調べたスマホの画面には、「鳥山タクシー」とあった。
分からない方 タクシー会社の名前見て下さい。
その他
公開:24/03/13 23:08
更新:24/03/14 00:55
更新:24/03/14 00:55
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初めまして。春風どれみと申します。
一度、ショートショートを書いてみたいと思い、登録しました。
様々なジャンルを書いて、様々な作品を作って行きたいと思います。
新参者ではございますが、宜しくお願い致します。
ちなみに好きな作品は、星新一氏の、「愛の鍵」という作品です。
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