泡療治
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「いたたた……」
「おばあちゃん、大丈夫? まだ腰が痛むの?」
「ああ、そうなんだよ。毎日整体に通ってるんだけどねえ。今日、整体師さんに思いっきり押されてから、余計にひどくなったんだよねえ。整体師さんは『荒療治が効くんですよ』なんていうんだけれど」
わたしのおばあちゃんは、ずっと腰痛をわずらっている。何とかしてあげたいんだけど、わたしにはどうすることもできない。
「近所に、新しい整体ができたみたいだよ」
お兄ちゃんが、チラシを持ってきた。おばあちゃんがメガネを直しながらチラシをのぞきこむ。
「どれどれ……、『泡療治が効く!』だって? どんな治療なのかねえ」
次の日、おばあちゃんはさっそくその整体に行った。家に帰ってきたおばあちゃんは、背筋がピンとのびて、見るからに元気になっている。
「すごいよ、『泡療治』。全身泡だらけになったかと思えば、泡がはじけるのといっしょに痛みも消えていくんだ」
「おばあちゃん、大丈夫? まだ腰が痛むの?」
「ああ、そうなんだよ。毎日整体に通ってるんだけどねえ。今日、整体師さんに思いっきり押されてから、余計にひどくなったんだよねえ。整体師さんは『荒療治が効くんですよ』なんていうんだけれど」
わたしのおばあちゃんは、ずっと腰痛をわずらっている。何とかしてあげたいんだけど、わたしにはどうすることもできない。
「近所に、新しい整体ができたみたいだよ」
お兄ちゃんが、チラシを持ってきた。おばあちゃんがメガネを直しながらチラシをのぞきこむ。
「どれどれ……、『泡療治が効く!』だって? どんな治療なのかねえ」
次の日、おばあちゃんはさっそくその整体に行った。家に帰ってきたおばあちゃんは、背筋がピンとのびて、見るからに元気になっている。
「すごいよ、『泡療治』。全身泡だらけになったかと思えば、泡がはじけるのといっしょに痛みも消えていくんだ」
ファンタジー
公開:24/08/02 09:10
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