足がケンカしてがに股に…
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「はよ~…」
「おっはよー…って、どしたの?!」
学校の正門前、登校してきた友人の格好に私はギョッ!とした。
何とまぁ、見事ながに股である。
「昨日、足同士がケンカしてさ…」
「あ~痴話喧嘩ね」
「もぉ、勘弁してよー…あっ、ちょっと!違う方向行かないの!!」
友人は不恰好に片足ずつをずりずり引きずりながら、何とか正門をくぐった。
私は小さな声で「頑張れー」とエールを送るのと、笑いを堪えるので精一杯だった。
翌日。
「今度はどしたの…?」
両足をぴっちりくっつけて、腕を豪快に振りまわして、ジャンプしながら学校に向かう友人の姿があった。
「仲直りしたのは良いんだけど…」
限度あるよね…そう言って、ぜーぜー、と荒い息をしてぐったりする友人の背中をそっと撫でつつ労った。
持ち主のそんな苦労も関係なく、足同士はひそひそと愛を囁きあっている様子。
仲良きことは美しき、かな…?
「おっはよー…って、どしたの?!」
学校の正門前、登校してきた友人の格好に私はギョッ!とした。
何とまぁ、見事ながに股である。
「昨日、足同士がケンカしてさ…」
「あ~痴話喧嘩ね」
「もぉ、勘弁してよー…あっ、ちょっと!違う方向行かないの!!」
友人は不恰好に片足ずつをずりずり引きずりながら、何とか正門をくぐった。
私は小さな声で「頑張れー」とエールを送るのと、笑いを堪えるので精一杯だった。
翌日。
「今度はどしたの…?」
両足をぴっちりくっつけて、腕を豪快に振りまわして、ジャンプしながら学校に向かう友人の姿があった。
「仲直りしたのは良いんだけど…」
限度あるよね…そう言って、ぜーぜー、と荒い息をしてぐったりする友人の背中をそっと撫でつつ労った。
持ち主のそんな苦労も関係なく、足同士はひそひそと愛を囁きあっている様子。
仲良きことは美しき、かな…?
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公開:24/07/22 16:57
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