雨が降っている
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雨が降っている。朝からずっと。
先輩「よく降るね。」
ボク「ええ。よく降りますね。」
先輩「梅雨だもんね。」
ボク「そうですね。梅雨ですもんね。」
先輩「で、いつ止むの?」
ボク「いつ止むんでしょうね。」
先輩「そうじゃなくて。いつ止むの?」
ボク「そうですね~。いつ止むんでしょうね~。」
先輩「そうじゃない。ホラッ、調べて。スマホで。」
ボク「えっ?僕がですか?」
先輩「そうだよ。アンタが調べるんだよ。」
ボク「え~。イヤですよ。先輩が調べて下さいよ。」
先輩「ダメ。私、ガラケーだし。先輩命令。ホラッ、早く調べて。」
ボク「っていうか、先輩、なんでまだガラケー使ってんすか。スマホに変えれば良いのに。」
先輩「ムリ言わないでよ。私がスマホに変えたらガラケーが絶滅しちゃうじゃないの。」
ボク「そんな理由?スマホならいろいろ調べられますし。もちろん天気も。」
先輩「大丈夫、アンタがいるから。」
先輩「よく降るね。」
ボク「ええ。よく降りますね。」
先輩「梅雨だもんね。」
ボク「そうですね。梅雨ですもんね。」
先輩「で、いつ止むの?」
ボク「いつ止むんでしょうね。」
先輩「そうじゃなくて。いつ止むの?」
ボク「そうですね~。いつ止むんでしょうね~。」
先輩「そうじゃない。ホラッ、調べて。スマホで。」
ボク「えっ?僕がですか?」
先輩「そうだよ。アンタが調べるんだよ。」
ボク「え~。イヤですよ。先輩が調べて下さいよ。」
先輩「ダメ。私、ガラケーだし。先輩命令。ホラッ、早く調べて。」
ボク「っていうか、先輩、なんでまだガラケー使ってんすか。スマホに変えれば良いのに。」
先輩「ムリ言わないでよ。私がスマホに変えたらガラケーが絶滅しちゃうじゃないの。」
ボク「そんな理由?スマホならいろいろ調べられますし。もちろん天気も。」
先輩「大丈夫、アンタがいるから。」
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公開:24/07/17 12:01
ログインできなくなったので新たなアカウントで再始動。
時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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