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「遅れちまった、遅れちまった」
目の前を白い骸骨が時計を見ながら走っていく。驚いた子リスは急いで後を追った。
「お嬢さん、あっちでパーティーをやってるよ」
突然、頭の上から声がした。
見ると招待状を束でくくりつけた樹の上に、青白2色のハコが、にかにか笑いを浮かべて座っている。
言われたとおりに歩いていくと何やら騒がしい。風に乗って酒と餃子の匂いがぷんと漂ってくる。
「ああ、客人だ! 我らの飲茶会にようこそ」
三月タナベが子リスに声をかけた。
「お食べよ、お嬢さん。遠慮は無用」
餃子屋が手招きする。
「酒…飲もう…」
眠りこけしがうとうとしながら呟く。
だが子リスは首を振った。
「だめ、頂けないわ」
三人は一斉に声を上げた。
「どうしてだ!」
「特製の餃子だぞ!」
「酒…酒がうまい…」
子リスは大きな声で叫んだ。
「だって私は明日、結婚式を挙げるんだもの!!」
目の前を白い骸骨が時計を見ながら走っていく。驚いた子リスは急いで後を追った。
「お嬢さん、あっちでパーティーをやってるよ」
突然、頭の上から声がした。
見ると招待状を束でくくりつけた樹の上に、青白2色のハコが、にかにか笑いを浮かべて座っている。
言われたとおりに歩いていくと何やら騒がしい。風に乗って酒と餃子の匂いがぷんと漂ってくる。
「ああ、客人だ! 我らの飲茶会にようこそ」
三月タナベが子リスに声をかけた。
「お食べよ、お嬢さん。遠慮は無用」
餃子屋が手招きする。
「酒…飲もう…」
眠りこけしがうとうとしながら呟く。
だが子リスは首を振った。
「だめ、頂けないわ」
三人は一斉に声を上げた。
「どうしてだ!」
「特製の餃子だぞ!」
「酒…酒がうまい…」
子リスは大きな声で叫んだ。
「だって私は明日、結婚式を挙げるんだもの!!」
ファンタジー
公開:24/07/04 11:38
更新:24/07/05 09:34
更新:24/07/05 09:34
SSGすみれ祭り
すみれさんおめでとう
すみれさんのアイコンはリス
内輪ネタ多くてすみません
2019年11月、SSGの庭師となりました
現在は主にnote・TALES・公募でSS~長編を書いています
留守ばかりですみません
【活動歴】
・第2回 日本おいしい小説大賞 最終候補(小学館)
・第31回やまなし文学賞 佳作『雨を知るもの』
・創作大賞2025 入選 『栗と牡丹』
・SSアンソロジー『ベリショーズ』寄稿
・ホラーアンソロジー『ウタ・カタ』寄稿
【刊行】
・第31回やまなし文学賞受賞作品集(山梨日日新聞社)
・栗は月色、こがね色 和菓子処長月堂(朝日文庫)
【note】
https://note.com/akishiba_note
【Twitter】
https://twitter.com/CNecozo
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