一日目:硝子細工の一輪
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最初の目的地である北海道に到着した。バスに乗り、見慣れない景色を眺めながら小樽運河に向かう。
私は土産物を見に近くにあった土産物街へ入った。入って二つ、驚いた。一つ、その街並みが余りに大正ロマンあふれるものだったこと。二つ、なんと狐やクマといった動物たちが二足歩行で歩き、人語を話していたこと。異質な光景に呆然とし突っ立っていると、一匹の、、一人の熊が話しかけてきた。
「土産物選びかい?だったらいいところがあるよ!」
木造の店内に、様々な硝子細工の置物が並んでいる。照明を受けて輝く置物たちの中、私は一つの小さな小瓶を見つけた。青色の砂地に硝子で出来た一輪の赤いカーネーションが入ったそれは、小指の先ほど小さいのにどの置物よりも力強く輝いている。決めた。
「まいど!」店から出ると獣人の姿は無く、ハッと振り返ると土産物屋も消えていた。ただ小瓶の中の一輪だけが、赤く紅く光り輝いていた。
私は土産物を見に近くにあった土産物街へ入った。入って二つ、驚いた。一つ、その街並みが余りに大正ロマンあふれるものだったこと。二つ、なんと狐やクマといった動物たちが二足歩行で歩き、人語を話していたこと。異質な光景に呆然とし突っ立っていると、一匹の、、一人の熊が話しかけてきた。
「土産物選びかい?だったらいいところがあるよ!」
木造の店内に、様々な硝子細工の置物が並んでいる。照明を受けて輝く置物たちの中、私は一つの小さな小瓶を見つけた。青色の砂地に硝子で出来た一輪の赤いカーネーションが入ったそれは、小指の先ほど小さいのにどの置物よりも力強く輝いている。決めた。
「まいど!」店から出ると獣人の姿は無く、ハッと振り返ると土産物屋も消えていた。ただ小瓶の中の一輪だけが、赤く紅く光り輝いていた。
ファンタジー
公開:24/06/28 18:22
修学旅行
硝子細工
小樽
カーネーション
文を書くことにハマり、最近活動を始めたひよっこ高校生です。お手柔らかにお願いします。
近況報告です!
長らく投稿をお待たせしてしまっていてすみません…ペンが(頭が)絶不調に陥っていまして中々「コレだ!」という作品が書けず…抜け出し次第投稿しますのでゆる〜くお待ちくださいませ!
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