危機一髪!!
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勇者Aと勇者B、二人が旅をしていた。
海岸沿いの村に到着する。
海賊が金品を盗んで困ると、村人に相談される。
二人の勇者は海賊船に乗り込んだ。
勇者A「どうして、村のみんなに悪さをするんだ」
勇者B「盗んだものを返してやれ」
巨大な樽の上に海賊が立っていた。
海賊「ここまで来れるかな?」
樽に小さな刀を突き差しながら、足をかけてよじ登っていくしか方法がない。
二人の勇者は交互に、刀を差していく。
樽が大きすぎて、なかなかてっぺんに到着しない。
勇者B「これが最後の刀だ・・・」
最後の一本を樽に突き刺した。カチッと手ごたえがある。
とたん、樽の上にいる黒ひげの海賊がびょーんと飛んでいった。
勇者A「やった! 俺の勝ちだ」
勇者B「負けた・・・」
黒ひげの男が飛んでいったあとには
たくさんの刀が突き刺さった樽だけが、さみしく残されていた。
海岸沿いの村に到着する。
海賊が金品を盗んで困ると、村人に相談される。
二人の勇者は海賊船に乗り込んだ。
勇者A「どうして、村のみんなに悪さをするんだ」
勇者B「盗んだものを返してやれ」
巨大な樽の上に海賊が立っていた。
海賊「ここまで来れるかな?」
樽に小さな刀を突き差しながら、足をかけてよじ登っていくしか方法がない。
二人の勇者は交互に、刀を差していく。
樽が大きすぎて、なかなかてっぺんに到着しない。
勇者B「これが最後の刀だ・・・」
最後の一本を樽に突き刺した。カチッと手ごたえがある。
とたん、樽の上にいる黒ひげの海賊がびょーんと飛んでいった。
勇者A「やった! 俺の勝ちだ」
勇者B「負けた・・・」
黒ひげの男が飛んでいったあとには
たくさんの刀が突き刺さった樽だけが、さみしく残されていた。
その他
公開:24/06/24 08:14
400文字という制限のなかで、あれこれと言葉を考えるのが楽しいです。最近では、54字の物語を書くことにもハマっています。
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