何階ですか?
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マンションのエレベーターにて。
私が乗り込むと先客。ボタンの前に立っている。
男「何階ですか?」
私「え~と、8階を。」
男は8のボタンを押す。エレベーターが動き出す。
男「私は32階なんです。最上階。やっぱりタワマンの最上階は景色が最高です。タワマン住むなら高層階に住まないとですね。ハハハ。8階はどうです?」
ケンカ売ってるのか。無視する。
男「8階ぐらいだと隣のマンションがちょうど目の前くらいですか?景色はあまり見えないでしょう?」
なんなんだ。高層階マウントか?やっぱり無視だ。
男「私、不思議でならないんですよ。タワマンの低層階に住む人の気持ちが。低層に住むくらいならタワマンに住まなけりゃ良いのにって。ねぇ?」
ねぇ?じゃね~よ。もう、完全に無視だ。こんな奴と喋ったってムカつくだけだ。
男「あれぇ。私、なんか失礼なこと言っちゃいました~?」
殺す。絶対殺す。こんな奴、殺していいよね?
私が乗り込むと先客。ボタンの前に立っている。
男「何階ですか?」
私「え~と、8階を。」
男は8のボタンを押す。エレベーターが動き出す。
男「私は32階なんです。最上階。やっぱりタワマンの最上階は景色が最高です。タワマン住むなら高層階に住まないとですね。ハハハ。8階はどうです?」
ケンカ売ってるのか。無視する。
男「8階ぐらいだと隣のマンションがちょうど目の前くらいですか?景色はあまり見えないでしょう?」
なんなんだ。高層階マウントか?やっぱり無視だ。
男「私、不思議でならないんですよ。タワマンの低層階に住む人の気持ちが。低層に住むくらいならタワマンに住まなけりゃ良いのにって。ねぇ?」
ねぇ?じゃね~よ。もう、完全に無視だ。こんな奴と喋ったってムカつくだけだ。
男「あれぇ。私、なんか失礼なこと言っちゃいました~?」
殺す。絶対殺す。こんな奴、殺していいよね?
その他
公開:24/06/24 18:08
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時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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