ツル?カメ?の恩返し
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小学生が輪になり何かをいじめていた。
いったんは通り過ぎたものの、気になって戻る。
「ほら、これあげるから」
小学生には、コンビニで買った菓子を渡した。
「もうつかまるんじゃないぞ」
そいつは、羽ばたいて飛んでいった。
その日の夜、とんとん、アパートのドアを誰かが叩いた。
気の弱い僕は訪問販売を断り切れずにいろんなものを買ってしまう。
その情報が共有されているのか、訪問販売がよく来る。
でも普通はインターホンを鳴らすのに、めずらしい。
ドアを開けると、若い女性が立っていた。
彼女がこの部屋に来てから数日が経過した。
彼女が来てから、訪問販売が来てもすぐに逃げ帰るようになった。
殺虫剤の訪問販売が来た。
「どんな害虫でも駆除できますよ」
彼が、試しにシュッ、と噴射させた。
部屋にいた彼女はいなくなっていた。
僕が助けたのはカメムシ。
アパートに来た時すぐに分かった。
いったんは通り過ぎたものの、気になって戻る。
「ほら、これあげるから」
小学生には、コンビニで買った菓子を渡した。
「もうつかまるんじゃないぞ」
そいつは、羽ばたいて飛んでいった。
その日の夜、とんとん、アパートのドアを誰かが叩いた。
気の弱い僕は訪問販売を断り切れずにいろんなものを買ってしまう。
その情報が共有されているのか、訪問販売がよく来る。
でも普通はインターホンを鳴らすのに、めずらしい。
ドアを開けると、若い女性が立っていた。
彼女がこの部屋に来てから数日が経過した。
彼女が来てから、訪問販売が来てもすぐに逃げ帰るようになった。
殺虫剤の訪問販売が来た。
「どんな害虫でも駆除できますよ」
彼が、試しにシュッ、と噴射させた。
部屋にいた彼女はいなくなっていた。
僕が助けたのはカメムシ。
アパートに来た時すぐに分かった。
ファンタジー
公開:24/06/22 08:58
更新:24/06/22 08:59
更新:24/06/22 08:59
400文字という制限のなかで、あれこれと言葉を考えるのが楽しいです。最近では、54字の物語を書くことにもハマっています。
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