紫陽花

日本の梅雨を、いろいろな色で美しく彩ってくれる紫陽花は、色が変わることから移り気等とも言われますが、実際、土壌酸度によって青色になったり、アルカリ性でピンクになったり、花色が変わることでも有名です。

紫陽花の色毎の花言葉は、青は辛抱強い愛情・ピンクは元気な女性・白は寛容との事です。 紫陽花は万葉集では「味狭藍」や「安治佐為」等と記され、平安時代の和名類聚抄では「阿豆佐為」の字をあてて書かれています。

近郊で紫陽花祭りをやっていると聞き、早速見学に行きました。
東京ドームの何倍もの広大な水田地帯に紫陽花何万株と植えられ、田植えをしたばかりの緑に染まった田んぼには白青赤と見事に咲き誇る姿は、まるで万華鏡を観ている様です。

ただ人出も多く、見学通路の人の流れも時折止まったり、進んだり、休んだりする。何故だろうと思ったのですが、原因は紫陽花の色が赤・白・青のせいか信号効果も有る様です。