豆本の木

目で楽しむ花。食べて楽しむ野菜。
育て甲斐のある植物が沢山ある中、今年私は豆本の木を育る事にした。
7㎝×5㎝サイズの小さな本。それが豆本。私の場合、小学校の頃に謎々の豆本にハマった思い出がある。
その懐かしさから育ててみたんだが、これが中々面白い。
一つの苗木から、ミニトマトみたくいくつもの豆本が収穫できる。
謎々だけでなく、品種改良の甲斐あって今では教科書顔負けの豆本も多く、私も子供達と一緒に学びを深める。
国語算数理科社会。私が小学校の頃はこの4教科だったが、今は英語やプログラミングといった教科もあり、私も勉強のし甲斐がある。
この歳になっても学びの喜びがあるのは良い事だ。
ただ…この豆本にも問題があった。
歴史の豆本に限っては、エンドウ豆や枝豆と同じように、中に腐った豆本が必ずいくつか出来てしまう。
ウチの娘、武田信玄が春日源助に送ったとされる恋文を読んでBLに目覚めてしまった。