岩の声

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俺はいつも怯えていた。
小さな砂の音にも今日はこころは動かないし、
何も怯えない。

いつもいつもいつもいつも小さなことでキリキリキリと

俺は現実を思い知ったのだ。
創作物とはどういうものかを。

悲しい悲しいだなんて言ってもしょうがない。
我は我のために描くのだ。と。

傷の舐め合いしかできない連中にいくら絡まれても、
もう気にしない。気にしたら負けなんだという類の話だ。
所詮ちっぽけなやつはちっぽけなことをする虫のようなもので、

気にするほどではない。

俺はクルクルと考えていた。

小物は騒ぐし、騒がせておけばよい。

そしてそいつらに期待するようなことはない。

いい意味でも、悪い意味でもだ。

そしてわかってもらえることもない。

親であっても、つまりはそういうことだ。


俺にはこういう時間が必要だったのだと我に返った。
女子は可愛いよのう。
公開:24/05/21 04:05

 理想(  Japan )

 誰かの小部屋から聞こえる物音

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