ビーロー~黄金の勇者~
0
2
戦争のニュースが流れた。
凄惨な光景が映し出される。
「大変だなぁ」
ビールを飲みつつ、呟いた。
結局、遠い国でのお話だ。
数分後には画面が替わり、俺も腹を抱えて笑っていた。
森の中にいた。小鬼達が俺を囲み、物騒な相談をしている。
飛び起きた俺は、グラスを出し、右手人差し指から黄金色の液体を注ぎ込んだ。とにかく、できた。
訝しげだった彼らも、呑み始めたら上機嫌になった。
彼らは人間に迫害されているらしい。
俺は、人間への説得を約束した。
どこかの街の、どこかの偉い人と会った。
俺の話を聞いた偉い人は難しい顔をした。ここで、黄金の人差し指の登場だ。上機嫌になった偉い人は、二つ返事で上に繋いでくれた。
王様も、魔王様まで上機嫌した俺は、黄金色の勇者と呼ばれるようになった。めでたし、めでた……
目覚ましの音で、飛び起きた。
俺は、ありったけのビールをリュックに詰め込み、玄関を飛び出した。
凄惨な光景が映し出される。
「大変だなぁ」
ビールを飲みつつ、呟いた。
結局、遠い国でのお話だ。
数分後には画面が替わり、俺も腹を抱えて笑っていた。
森の中にいた。小鬼達が俺を囲み、物騒な相談をしている。
飛び起きた俺は、グラスを出し、右手人差し指から黄金色の液体を注ぎ込んだ。とにかく、できた。
訝しげだった彼らも、呑み始めたら上機嫌になった。
彼らは人間に迫害されているらしい。
俺は、人間への説得を約束した。
どこかの街の、どこかの偉い人と会った。
俺の話を聞いた偉い人は難しい顔をした。ここで、黄金の人差し指の登場だ。上機嫌になった偉い人は、二つ返事で上に繋いでくれた。
王様も、魔王様まで上機嫌した俺は、黄金色の勇者と呼ばれるようになった。めでたし、めでた……
目覚ましの音で、飛び起きた。
俺は、ありったけのビールをリュックに詰め込み、玄関を飛び出した。
ファンタジー
公開:23/11/04 21:15
更新:23/11/04 21:35
更新:23/11/04 21:35
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます