ポメラニアン警察 〜酔いどれの街へ〜

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私はポメラニアン警察だ。

警視総監の命により、ポメラニアンに変身し捜査をしている。

今日も市民の安全のために、夜の飲み屋街をパトロール。
こういうところではトラブルがつきものだ。

この店は匂うぞ、立ち寄って行くか。
「なんか犬が来たな。大将なんか餌やってやりな」
「犬の餌なんかねえよ、この肉でも食っときな」

なかなかうまい肉だ。

「なんだとこら!」
「おまえこそなんだよ、ふざけんな」

喧嘩だ!私がなんとかしなかれば。

「そこの二人!やめるんだ、ここ、は、おみねのにんん・・・」

なぜだ、体に力が入らない。

「犬がふらついてるぞ」
「いけねえ、ワインで煮込んだ肉だった!」

そう、私は下戸中の下戸なのだ。
千鳥足の私に注目が集まり、喧嘩は収まっていた。

まあいい、これでこの店も救われた。

私はポメラニアン警察、今日も市民の安全を守るのだ。

※犬にお酒を与えてはいけません
公開:23/10/27 23:22
連載

空飛びペンギン( 関東 )

ご覧いただきありがとうございます。

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