琥珀色の嘘
0
1
騙されないといけない人がいる。
そんな相談を友人から受けた。
どうやら相手は不動産関係のコンサルをしてる人で学生時代の先輩らしい。
詳細を聞いたけれどいっそう分からない。
契約書にサインさえすればいいと言うが、とにかく力になりたいのだという。
騙されるのを承知の上でやる意味が分からないし、そんな話をなぜ私にするのかも分からない。
友人の真剣な眼差しが私を困惑させる。
ただ背中を押してほしいだけなのかな。
そんな事を考えているうちにどうでもよくなってきた。
友人も友人だがこんな話を聞いてる私もどうかしてる。
一刻も早くこの場を去りたい。
切り上げたい思いが口から出てしまった。
「がんばってね。応援してるよ。」
友人と別れいつものバーを訪れた。
グラスに注がれたアンバーエールが
私を包み込んだ。
そんな相談を友人から受けた。
どうやら相手は不動産関係のコンサルをしてる人で学生時代の先輩らしい。
詳細を聞いたけれどいっそう分からない。
契約書にサインさえすればいいと言うが、とにかく力になりたいのだという。
騙されるのを承知の上でやる意味が分からないし、そんな話をなぜ私にするのかも分からない。
友人の真剣な眼差しが私を困惑させる。
ただ背中を押してほしいだけなのかな。
そんな事を考えているうちにどうでもよくなってきた。
友人も友人だがこんな話を聞いてる私もどうかしてる。
一刻も早くこの場を去りたい。
切り上げたい思いが口から出てしまった。
「がんばってね。応援してるよ。」
友人と別れいつものバーを訪れた。
グラスに注がれたアンバーエールが
私を包み込んだ。
その他
公開:23/10/27 10:03
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます