気温計を見る彼女の趣味
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ある日、熊谷駅に設置されている気温計が40℃を指していることに気づいた。
「せっかくだから、このクソ暑い日に温泉とか行かない?」
彼女はまた、気温計を見てデートに誘う。
この前は、20℃を切ったからイオンモールに行きたいとか、ドライブ行きたいとか、ディズニーシーに行く時は千葉市の気温を見て考える。
「別にどうでもいいじゃんかー 行きたい時に行こうぜー」
至極当たり前なことを言ったつもりだ。
すると、彼女は首を横に振った。
「違うの。ホントは気温なんか気にしたくないの。」
「え?」
「私、変温動物なのよ。」
「え、何それ?」
「知らないの? 体温と気温が同じなの。」
また訳のわからないことを言っている。
「じゃあ、今は何℃だよ?」
「23℃」
「ホントかよ笑」
咄嗟に彼女の額に手を当てた。
「うっそー」
彼女はそのまま頬にキスをした。
「せっかくだから、このクソ暑い日に温泉とか行かない?」
彼女はまた、気温計を見てデートに誘う。
この前は、20℃を切ったからイオンモールに行きたいとか、ドライブ行きたいとか、ディズニーシーに行く時は千葉市の気温を見て考える。
「別にどうでもいいじゃんかー 行きたい時に行こうぜー」
至極当たり前なことを言ったつもりだ。
すると、彼女は首を横に振った。
「違うの。ホントは気温なんか気にしたくないの。」
「え?」
「私、変温動物なのよ。」
「え、何それ?」
「知らないの? 体温と気温が同じなの。」
また訳のわからないことを言っている。
「じゃあ、今は何℃だよ?」
「23℃」
「ホントかよ笑」
咄嗟に彼女の額に手を当てた。
「うっそー」
彼女はそのまま頬にキスをした。
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公開:23/10/19 20:09
更新:24/03/06 13:02
更新:24/03/06 13:02
2023/10/19に参戦した新参者です。忌憚のないコメントお待ちしております。
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