【一行小説】流れ星

1
3

 昔、流れ星のリサイクル工場でバイトしていた時、社員の先輩が「こういう願いが染みついてるのはリサイクル出来ねぇんだよなぁ」と嘆いていたことがあったが、それが具体的にどんな願いだったのか聞きそびれたなぁ、と思い出しているうち、頭上の流れ星は消えてしまった。
ファンタジー
公開:23/10/15 18:42

六井象

一文小説を中心とした、短い読み物を書いています。その他の短編→ https://tomokotomariko.hatenablog.com/

コメント投稿フォーム

違反報告連絡フォーム


お名前

違反の内容