無人島の話
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遠い遠い海の上。一つの無人島があった。その無人島には、ヤシの実がなっており、まるで南国のようであった。その島には、一日にニ回強い風が吹くのだ。その風でヤシの実は飛ばされる。
地面には、沢山の花が咲いていた。赤、青、黄、緑、それはそれは色鮮やかであった。
その無人島は、少しずつ移動していた。一日一ミリ、東へ移動していた。
その無人島は、誰も知らない場所にあった。誰も見たことのない、誰もいけない場所に。
その無人島には、生き物は何一ついなかった。虫も、動物も。
その無人島は、まん丸い形をしていた。それはまるでボールのようであった。
その無人島には、波が打ち寄せる。塩で花が枯れることもあった。
その無人島は、夜になると光った。その島に生えている植物の影響だった。
その無人島には、名前の通り人は誰一人いなかった。なので、この物語も始まることはなかった。
地面には、沢山の花が咲いていた。赤、青、黄、緑、それはそれは色鮮やかであった。
その無人島は、少しずつ移動していた。一日一ミリ、東へ移動していた。
その無人島は、誰も知らない場所にあった。誰も見たことのない、誰もいけない場所に。
その無人島には、生き物は何一ついなかった。虫も、動物も。
その無人島は、まん丸い形をしていた。それはまるでボールのようであった。
その無人島には、波が打ち寄せる。塩で花が枯れることもあった。
その無人島は、夜になると光った。その島に生えている植物の影響だった。
その無人島には、名前の通り人は誰一人いなかった。なので、この物語も始まることはなかった。
公開:23/08/27 16:39
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