秋とカンガルーその4
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「ちょっとこの曲を聞いて欲しいんだ」と若手ソングライターが持ってきた曲のタイトルが「秋カンガルー」だった。
意味が分からないとおもいつつ、ソングライターは自信満々に語り始める。
「アキアキアキちゃんカンガルー」
軽快なメロディに意味不明な歌詞。辞めさせようと思ったが、彼は強引に続ける。
「アキちゃんアキちゃった。けど袋の中には赤ちゃん。あーカンガルー」
困惑する私を置いてきぼりにしたまま、彼はさらに繰り返す。
「アキちゃんアキちゃった。けど袋の中には赤ちゃん。あーカンガルー」
私は立ち上がった。
「一体何が目的なんだね」
ソングライターはへつらいの笑みを浮かべた。
「いやあ、アキちゃんからいろいろ相談されてねえ。貴方のことについて。それで歌にしてみたわけだけど、とりあえず社長さんは誠意の意味わかる?」
意味が分からないとおもいつつ、ソングライターは自信満々に語り始める。
「アキアキアキちゃんカンガルー」
軽快なメロディに意味不明な歌詞。辞めさせようと思ったが、彼は強引に続ける。
「アキちゃんアキちゃった。けど袋の中には赤ちゃん。あーカンガルー」
困惑する私を置いてきぼりにしたまま、彼はさらに繰り返す。
「アキちゃんアキちゃった。けど袋の中には赤ちゃん。あーカンガルー」
私は立ち上がった。
「一体何が目的なんだね」
ソングライターはへつらいの笑みを浮かべた。
「いやあ、アキちゃんからいろいろ相談されてねえ。貴方のことについて。それで歌にしてみたわけだけど、とりあえず社長さんは誠意の意味わかる?」
その他
公開:23/08/16 10:11
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