【超短編小説】恋人とベッド

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 恋人と抱き合って眠っていたはずが、朝目覚めると恋人が溶けて骨になっていた。ベッドが嫉妬して食べてしまったのだ。抱き合っていたのに、よく器用に私だけを食べ残すことができるものだと毎回感心する。新しい恋人を探さねばならない。もはや何のために恋人を作るのかもよくわからなくなっている。
ホラー
公開:23/07/29 19:33

六井象

超短編小説を中心とした、短い読み物を書いています。その他の短編→ https://tomokotomariko.hatenablog.com/

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