きらめくフライパン

最近の雛人形って、多様性を全面に押し出しているものもあるんだな…
今、俺の目の前にある雛人形なんてまさにそう。
お内裏様がエプロン姿できらめくフライパンを握っている。専業主夫をイメージして作られたものだ。
料理は女の仕事！なんてのはもう古い考え。今は男だって料理の一つや二つできないといけない。
お雛様を見るとパンツスーツ姿で棒状のものを握っている。
笏か？と思って見てみるとそれは長財布だった。
妻に財布を握られているなんて俺と同じだな。
三人官女は製造業・卸売業・建設業とかつては男の職業トップ３だったものの格好をしている。
五人囃子もいかにも「仕事が出来ますよ！」ってオーラが出まくっている。
雛飾りって、こう見ると女性の社会進出の象徴なんだな…
でも何でだろう？この女性達、仕事は出来るけど結婚は出来そうにない…プライドの高さもオーラとなって出ている。
彼女達に憧れていたら婚期を逃しそうだ…