コーヒーになりたくて
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世は進路選択時代!
人生で最初で最後の進路選択が故に、前まで他愛のない話で賑わっていた教室も、真面目な話へ変わりピリピリとした空気に支配された。
「おーい、こう君は進路決めた?」
「お前はどーなんだよ」
「聞いて驚け!私はお弁当の主役、タコさんよ!」
身体を無理やりタコみたいに造形するから、痛すぎて拷問だと聞く。
「無難に鍋業界かおつまみ業界に行った方が良いと思うけどな」
「うっさいな~、で?こう君は何になるのよ」
「俺か?社会人を支えるヒーロー、コーヒー業界に行く!ウインナーコーヒーになる!」
彼女はあんぐりと口を開き、こちらを見つめたまま停止する。
「あなたウインナーでしょ?、まさかウインナーコーヒーがウインナーが入ったコーヒーだと思ってる?」
「んだよため息なんかついて、違うのか?」
彼女はコーヒーを飲んだような苦い顔をして俺を見た。
人生で最初で最後の進路選択が故に、前まで他愛のない話で賑わっていた教室も、真面目な話へ変わりピリピリとした空気に支配された。
「おーい、こう君は進路決めた?」
「お前はどーなんだよ」
「聞いて驚け!私はお弁当の主役、タコさんよ!」
身体を無理やりタコみたいに造形するから、痛すぎて拷問だと聞く。
「無難に鍋業界かおつまみ業界に行った方が良いと思うけどな」
「うっさいな~、で?こう君は何になるのよ」
「俺か?社会人を支えるヒーロー、コーヒー業界に行く!ウインナーコーヒーになる!」
彼女はあんぐりと口を開き、こちらを見つめたまま停止する。
「あなたウインナーでしょ?、まさかウインナーコーヒーがウインナーが入ったコーヒーだと思ってる?」
「んだよため息なんかついて、違うのか?」
彼女はコーヒーを飲んだような苦い顔をして俺を見た。
その他
公開:24/02/23 23:33
更新:24/02/23 23:34
更新:24/02/23 23:34
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