ラブストーリーは突然に
4
2
彼氏いない歴2年の私。バレンタインデーも特別なことは何もない。
と思っていたら、仕事を終えて駅に向かう途中で名前を呼ばれ、突然の逆チョコ。
「僕とつき合ってみてもらえませんか」
と、90度の礼をされ、チョコレートを差し出された。会社の後輩の原君だ。
「『つき合ってみて』ってお試し?」
思わず笑った。
「いえ、真剣です。でも、最初はお試しでもいいです」
彼は真顔で言った。
「原君て面白いね」
私がそう言うと彼は困った顔をした。
「チョコレートありがとう。少し考えさせてもらっていい?」
彼は、
「もちろん待ちます」
と、ほっとした表情になった。
強引じゃないのはいいけど、彼、少々詰めが甘いかも。
もらったのは、私が好きなブランドの高級チョコだった。だからというわけではないが、お礼に食事に誘ってみようかな。
実は彼の必死さにキュン♡ときてしまった。
私の方こそチョコ並みに脇が甘いのかも。
と思っていたら、仕事を終えて駅に向かう途中で名前を呼ばれ、突然の逆チョコ。
「僕とつき合ってみてもらえませんか」
と、90度の礼をされ、チョコレートを差し出された。会社の後輩の原君だ。
「『つき合ってみて』ってお試し?」
思わず笑った。
「いえ、真剣です。でも、最初はお試しでもいいです」
彼は真顔で言った。
「原君て面白いね」
私がそう言うと彼は困った顔をした。
「チョコレートありがとう。少し考えさせてもらっていい?」
彼は、
「もちろん待ちます」
と、ほっとした表情になった。
強引じゃないのはいいけど、彼、少々詰めが甘いかも。
もらったのは、私が好きなブランドの高級チョコだった。だからというわけではないが、お礼に食事に誘ってみようかな。
実は彼の必死さにキュン♡ときてしまった。
私の方こそチョコ並みに脇が甘いのかも。
恋愛
公開:24/02/14 18:23
2023年10月から参加しています。作品を読んでいただき、ありがとうございます。
最近noteへの投稿も始めました。よろしかったら、そちらもご覧ください。エッセイ、短歌なども載せています。https://note.com/real_condor254
ログインするとコメントを投稿できます