くちばしプリン

大好きなプリンを食べすぎてプリンの姿になってしまった鳥がいる。唯一鳥と言えるのは、黄色いくちばし。
そんな訳で、ついたあだ名は「くちばしプリン」だ。

くちばしプリンは巣の近くにある湖の上を飛ぶ時、水面に映る自分の姿に目をやった。大好きなプリンの見た目に思わず笑みがこぼれる。
しかし、あることに気がついた。
「おしりの方のプリンが欠けてる！」
寝ている間にタカにでも食べられてしまったのだろうか。

その後、くちばしプリンについたあだ名は「食べかけくちばしプリン」。