水筒 探偵シリーズ②
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タキシードに身を包んだ探偵が次に向かったのは、少しずつ商品が消えていくという怪現象に悩まされる、吉祥寺のとある雑貨店であった。
「たしかにご主人の言うとおり、監視カメラを見ても人は見当たりませんね」
「はい…全く商売上がったりですよ、幽霊が出るっつんで客も寄りつかなくなりましたし」
すると、棚に置いてある黄色の水筒がひとりでに床に落ち、そのまま姿を消した。
「ほらね!意味分からないでしょう。こんなのが何週間も続いてて、私もう怖くて仕事できないですよ」
すると、探偵はある事に気づいた。
「ご主人、これ時刻をみたら、3秒ごとの映像なんですね」
「そうですね…まさか、たった3秒で物が盗まれると?」
にゃーお。
突然、バックヤードの方から猫が現れた。
「ご主人!猫が口にくわえているものって…」
「…は!? これは…うちの猫って案外、素早いんですねー、ははは…」
「たしかにご主人の言うとおり、監視カメラを見ても人は見当たりませんね」
「はい…全く商売上がったりですよ、幽霊が出るっつんで客も寄りつかなくなりましたし」
すると、棚に置いてある黄色の水筒がひとりでに床に落ち、そのまま姿を消した。
「ほらね!意味分からないでしょう。こんなのが何週間も続いてて、私もう怖くて仕事できないですよ」
すると、探偵はある事に気づいた。
「ご主人、これ時刻をみたら、3秒ごとの映像なんですね」
「そうですね…まさか、たった3秒で物が盗まれると?」
にゃーお。
突然、バックヤードの方から猫が現れた。
「ご主人!猫が口にくわえているものって…」
「…は!? これは…うちの猫って案外、素早いんですねー、ははは…」
ミステリー・推理
公開:24/02/04 06:07
更新:24/04/09 22:16
更新:24/04/09 22:16
2023/10/19に参戦した新参者です。忌憚のないコメントお待ちしております。
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