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私のベッドで見覚えのない鍵が眠っている。グーグーいびきをかき「キセkey」というロゴを光らせ寝返りをうつ。失恋以来よく眠れない日々が続く私にとっては羨ましい限りだ。あんまり心地よさそうに眠るので、剥いだ毛布を掛け直しそのまま寝かせてあげることにした。
眠る鍵との奇妙な生活が続いたある日、散歩へ行こうとすると寝相が悪くてベッドから転がり落ちたのか鍵がバッグに入っていた。外の風に当たれば目覚めるだろうか?私は鍵を連れていくことにした。
行き先も決めずふらふらとよそ見しながらする散歩。それがよくなかった。私は道で盛大に躓き、飛び出したバッグの中身を慌ててかき集める。
「大丈夫ですか?」
頭上からの声に見上げると一人の男性があの鍵を拾ってくれていて、私の手の平にそっと置いた。すると鍵は急に目をパチリとあけて「おはよう!」と告げてきた。「キセkey」を起こしたこの出会いは、きっと運命に違いない。
眠る鍵との奇妙な生活が続いたある日、散歩へ行こうとすると寝相が悪くてベッドから転がり落ちたのか鍵がバッグに入っていた。外の風に当たれば目覚めるだろうか?私は鍵を連れていくことにした。
行き先も決めずふらふらとよそ見しながらする散歩。それがよくなかった。私は道で盛大に躓き、飛び出したバッグの中身を慌ててかき集める。
「大丈夫ですか?」
頭上からの声に見上げると一人の男性があの鍵を拾ってくれていて、私の手の平にそっと置いた。すると鍵は急に目をパチリとあけて「おはよう!」と告げてきた。「キセkey」を起こしたこの出会いは、きっと運命に違いない。
ファンタジー
公開:24/01/22 21:42
月の音色
新しい鍵
奇跡を起こす目覚まし
時計が欲しいな~
読んでくれてありがとう!
寒い季節になったから、気が向いた時にふらりと立ち寄ってゆるーく投稿しています。
少し早いですが、よいお年を!
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