科学部の少女ハイジ
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ハイジは棚からビーカーを取り出すと、そこに透明な液体を注ぎ始めた。
「ハイジ、これから何の実験をするんだよ」
同級生で入部したての男子高校生が尋ねた。
「硫酸だお」
「えっ 危なくないかそれ?」
「だいじょーぶ。ちょっとしか使わないから」
ビーカーの中の希硫酸が200mlに達すると、ハイジは注ぐのをやめ、自分のカバンをガサゴソ探し始めた。
そして手に取ったのは、小さな籠に入ったハムスターだった。
「えっ どうしてハムスター?」
ハイジは籠からそれを取り出し、ビーカーの真上へとゆっくり近づける。
「智くん、この子の犯した罪って何だと思うー?」
「は? ていうかそれ俺のハムスターじゃねーか」
「この子の名前はサトシって言うんだよ」
「いやいや、てかやめろよ!何してんだマジで」
ハイジは、智が駆け寄ってくると同時に、彼の顔にその液体をかけたのであった。
「ハイジ、これから何の実験をするんだよ」
同級生で入部したての男子高校生が尋ねた。
「硫酸だお」
「えっ 危なくないかそれ?」
「だいじょーぶ。ちょっとしか使わないから」
ビーカーの中の希硫酸が200mlに達すると、ハイジは注ぐのをやめ、自分のカバンをガサゴソ探し始めた。
そして手に取ったのは、小さな籠に入ったハムスターだった。
「えっ どうしてハムスター?」
ハイジは籠からそれを取り出し、ビーカーの真上へとゆっくり近づける。
「智くん、この子の犯した罪って何だと思うー?」
「は? ていうかそれ俺のハムスターじゃねーか」
「この子の名前はサトシって言うんだよ」
「いやいや、てかやめろよ!何してんだマジで」
ハイジは、智が駆け寄ってくると同時に、彼の顔にその液体をかけたのであった。
ホラー
公開:23/12/22 02:45
更新:23/12/22 02:52
更新:23/12/22 02:52
2023/10/19に参戦した新参者です。忌憚のないコメントお待ちしております。
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