イビキをかくリンゴ
0
1
「そのリンゴ畑に近づいてはいけないぞ」
神様がアダムとイブに命令した。
「なぜならあれはイビキをかくリンゴなのだ」
「えっ!イビキって呼吸しているんですか?」
アダムが言うと、
「そうだ」
と神様が言う。神様はさらに続けて言う。
「あれを食べた者はみんなイビキをかくようになるのだ。悪いクセがつく。やめておけ」
そう言って神様はその場を去った。好奇心いっぱいのイブは、
「なんかウソくさいわよね。あれっておいしい実なんじゃない?神様は独り占めしたいとか」
「神様の言うことは本当だ。やめておこう」
「な~んだつまらない!」
そうして2人はリンゴ畑を離れた。
ヘビはどうなったかって?イブをそそのかすどころか、ヘビ自体リンゴを食べたのだ。
そうして創世記以来ずっとリンゴ畑で、ヘビはヌケガラのようにイビキをかきながら眠っているという……
神様がアダムとイブに命令した。
「なぜならあれはイビキをかくリンゴなのだ」
「えっ!イビキって呼吸しているんですか?」
アダムが言うと、
「そうだ」
と神様が言う。神様はさらに続けて言う。
「あれを食べた者はみんなイビキをかくようになるのだ。悪いクセがつく。やめておけ」
そう言って神様はその場を去った。好奇心いっぱいのイブは、
「なんかウソくさいわよね。あれっておいしい実なんじゃない?神様は独り占めしたいとか」
「神様の言うことは本当だ。やめておこう」
「な~んだつまらない!」
そうして2人はリンゴ畑を離れた。
ヘビはどうなったかって?イブをそそのかすどころか、ヘビ自体リンゴを食べたのだ。
そうして創世記以来ずっとリンゴ畑で、ヘビはヌケガラのようにイビキをかきながら眠っているという……
ファンタジー
公開:23/12/07 20:02
こんにちは。お読みいただきありがとうございます。まず私がつねづね心がけているのは、大勢の人がわかるようにする事です。それなりの読みやすさを求めています。
そして継続は力なりです。
よろしくお願いいたします
コメントはありません
ログインするとコメントを投稿できます