私の血液型は福沢諭吉である

私の血液型は福沢諭吉である。まあ、そんな事言われてもなんのこっちゃ分からないだろう。
これを見て欲しい。何の変哲もないナイフだ。それで私の皮膚を切りつけると…ほら、傷口から１万円札が顔を出しただろう？つまりはそういう事だ。私の身体には血液ではなく、福沢諭吉の１万円札が流れているんだ。
だからぶっちゃけ、毎日血液を作る食事を続け、適度に体を傷つければ働かなくても暮らしていける。
羨ましい？なら君も同じ体になってみるかい？今キミの目の前にある珈琲には私と同じ体質になれるモノが入っている。さあ、飲みたまえ。
おめでとう。これで君も仲間入りだ。ああ、ナイフで皮膚を傷つける必要はないよ。実はさっき気味が飲んだ珈琲にはね、吐血性の毒を入れていたんだ。…早速効果が出たみたいだね。君の口の中から面白いくらい福沢諭吉が出てくるよ。
それじゃ、これは紹介料として貰っていくね。生きていたら、またどこかで会おう。