長い旅
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「次はどこでクラフトビールを作ろうかな?」
船長がそう仰ったので私は常々作りたいと思ってた場所を申し上げることに。
「船長、私はここが良いと思います」
そう地図を指差すと、船長は頷いて、
「よしっ! アサ隊員が示したこの場所でクラフトビールを作るとする!」
長旅だったが、なんとか目的の場所に着いた時、船長や私たちは絶句した。
「この地球という惑星は、土地土地でいろんなクラフトビールを作ってるのか! 惑星一つに一つの醸造所じゃないのか!」
確かに今まで宇宙船で旅をした惑星よりは一回り大きかったが、まさかこんなことになってるなんて。
「まずは手分けして、この惑星のクラフトビールを飲んで研究だ!」
船長が私たちに指示をした。
でもこの惑星のクラフトビールを果たして飲み切ることができるのだろうか?
いや考えてても仕方ない。
私はまず一杯目を飲むことにした。
船長がそう仰ったので私は常々作りたいと思ってた場所を申し上げることに。
「船長、私はここが良いと思います」
そう地図を指差すと、船長は頷いて、
「よしっ! アサ隊員が示したこの場所でクラフトビールを作るとする!」
長旅だったが、なんとか目的の場所に着いた時、船長や私たちは絶句した。
「この地球という惑星は、土地土地でいろんなクラフトビールを作ってるのか! 惑星一つに一つの醸造所じゃないのか!」
確かに今まで宇宙船で旅をした惑星よりは一回り大きかったが、まさかこんなことになってるなんて。
「まずは手分けして、この惑星のクラフトビールを飲んで研究だ!」
船長が私たちに指示をした。
でもこの惑星のクラフトビールを果たして飲み切ることができるのだろうか?
いや考えてても仕方ない。
私はまず一杯目を飲むことにした。
SF
公開:23/11/11 11:46
株式会社コルクにて『変人作家の担当』電子書籍出版
(デジタルノベルコンテストvol.1 受賞)
第2回いがらしみきお賞 受賞(詩誌・ココア共和国にて)
第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト 短歌部門 佳作
新潟日報文学賞 詩部門 選外佳作
第15回「1ページの絵本」 佳作
小さな小さな文学賞vol.2 優秀作品
BluemingBox「実熊瑠琉」 審査員特別賞
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