恋のマジック大作戦
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旅先の吊り橋で僕らは恋に落ちた。初めてできた彼女に有頂天になったが、旅から戻るとどんどん彼女のテンションが落ちてきた。不安になり友人に相談する。
「吊り橋効果だな。ドキドキを恋と勘違いした系」
「どうしよう」
「彼女と旅に行け。旅マジックで2割増よく見える」
それから僕は彼女と旅に行き、帰ってくると彼女の気持ちが冷めないうちに旅に出るを繰り返した。国内の旅から世界の旅を制覇。最後の手段である宇宙旅行に申し込んだ。
無重力空間で手を繋ぎ、地球を眺める。
「ドキドキするわ」
僕らの愛は高まり、同時に不安になる。旅先で盛り上がるほど、彼女の冷め方が早かった。
「神様、どうか旅を続けさせてください」
「望みは叶えられた」
どこからかメッセージが聞こえ、巨人が現れた。
「アイヤー!」
巨人が地球をチョップ!粉々の地球。
「キャー」
「ナイス!旅マジック」
恋は最高潮だ。このまま君と終わりなき旅へ。
「吊り橋効果だな。ドキドキを恋と勘違いした系」
「どうしよう」
「彼女と旅に行け。旅マジックで2割増よく見える」
それから僕は彼女と旅に行き、帰ってくると彼女の気持ちが冷めないうちに旅に出るを繰り返した。国内の旅から世界の旅を制覇。最後の手段である宇宙旅行に申し込んだ。
無重力空間で手を繋ぎ、地球を眺める。
「ドキドキするわ」
僕らの愛は高まり、同時に不安になる。旅先で盛り上がるほど、彼女の冷め方が早かった。
「神様、どうか旅を続けさせてください」
「望みは叶えられた」
どこからかメッセージが聞こえ、巨人が現れた。
「アイヤー!」
巨人が地球をチョップ!粉々の地球。
「キャー」
「ナイス!旅マジック」
恋は最高潮だ。このまま君と終わりなき旅へ。
公開:23/03/17 14:13
更新:23/03/24 19:19
更新:23/03/24 19:19
人間界で書いたり読んだりしてる骸骨。白むうと黒むうがいます。読書、音楽、舞台、昆虫が好き。松尾スズキと大人計画を愛する。ショートショートマガジン『ベリショーズ 』編集。そるとばたあ@ことば遊びのマネージャー。
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