武士の志

　「すいません，良かったら一晩雨から凌ぐ場所を貸してはもらえませんか？」
　「あちらにある使われていない馬小屋でしたらいいですよ」
　「感謝致します」
　「お侍さんは何処から来たんですか？」
　「拙者は流浪の身なれば，旅をしております」
　彼は豪雨が降る今日この中，雨宿りが出来る場所をまだ若かろうご婦人から馬小屋を貸してもらえる事が出来た。
　彼は馬小屋で雨を凌いでいたが，途中で厠に行きたくなり，厠を借りる事に。
　ご婦人が案内してくれたが，後ろから見る姿と寝間着が色っぽさを映えさせる。
　厠を借りた後，彼はご婦人を犯した。それは何度も何度も何度も何度も。
　屋根に豪雨の音が鳴り響く中で，ご婦人の艶のある声も響いた。
　彼は最後にご婦人の喉に刀を差し込んだ。
　家にある金目の物を全て奪い，晴れた朝日を浴びながら彼はまた次の旅に出る。