かくれんぼロボットのレオン

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かくれんぼがしたい。そう思ったけど友達は皆、違うことがしたいと言う。なんとか説得してみたら数人の友達が乗ってくれた。でも皆鬼をやりたがらない。揉めていると先生が、かくれんぼロボットのレオンを貸してくれた。レオンは、かくれんぼが大好きで見つけるのが得意らしい。僕達は保育園内の中で何度も夢中になって隠れたけど、レオンに見つかってしまった。それが悔しくて僕は一人、ついに保育園の外に隠れた。すると知らないおじさんに無理やり車に乗せられ、誘拐されてしまった。
「大人しくしてろよ、ガキ。お前の親から身代金をたんまり頂いてやる」
「ううっ……怖いよお」
薄暗い部屋の中で泣いていた。
「もういいよぉ……」
僕は一人、呟いてかくれんぼの続きをした。誰か僕を見つけて。その時だった。大勢の警察官が突入してきてた。
「ピピピ。ミツケマシタ」
「レオン!!」
同時に警察官達が犯人を確保した。
公開:23/03/11 07:24

富本アキユ( 日本 )

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Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1500作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

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・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過

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ブラウン・シュガー
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