ピクシー・ワッフル

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新しくオープンしたワッフルの店「ピクシー・ワッフル」に並んだ。行列が凄くて買うまでに一時間かかってしまった。早速ワッフルを口の中に放り込んでみると、ふわっとした食感と蜂蜜の甘味が口の中いっぱいに広がった。これは至高の一品だ。最高に美味しい。
実は私もお菓子店を営んでいる。ライバル店の視察の為にワッフルを購入したのである。悔しいが負けた。完敗だ。これをうちで出すことはできないか。そう思った私は、バイト募集の張り紙を見て決断した。店は任せてバイトとして少しの間、勉強させてもらおう。そしてバイトとして働くことになった。店長は従業員を紹介するといって連れてこられたが、人の姿はない。そこにいたのは、小さな生き物だった。
「紹介するよ。これがうちのピクシー、ワッフルの妖精さ」
「よ、妖精!?」
「そう。ワッフルを作るには、ワッフルの妖精に手伝ってもらうのが一番だ。うちのワッフルのおいしさの秘訣さ」
公開:23/03/07 08:01

富本アキユ( 日本 )

カクヨムにも小説を投稿してます。
Twitterは@book_Akiyu

・SSG投稿作品1500作品突破

・作詞を担当
https://youtu.be/OtczLkK6-8c

・葉月のりこ様YouTubeチャンネル『ショートショート朗読ボックス』~ショートショートガーデンより~の動画内で江頭楓様より『睡眠旅人』を朗読して頂きました。

https://youtu.be/frouU2nCPYI

・魔法のiらんど大賞2021小説大賞。大人恋愛部門「彼女の作り方」が予選通過

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ブラウン・シュガー
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