そりゃないぜ…

これはちょっとしたアメリカンジョークだ。

ある男が老人の幽霊にこう聞いた。
「爺さん、アンタにとって人間の百万年ってどれ程の時間だ？」
幽霊は答えた。
『儂にとって人間の百万年なんて、ほんの１秒みたいなものさ』
男はもう一つ質問した。
「爺さん、アンタにとって人間の１００万ドルってどれ程の価値があるんだ？」
幽霊は答えた。
『儂にとって人間の百万ドルなんて、１セントと変わらんよ』
男は幽霊にお願いをした。
「なら爺さん、アンタの財産を１セントでいいから俺に分けちゃくれないか？」
幽霊は答えた。
『いいとも。すぐに準備するから１秒だけ待ってくれ』
…ってね。

で、ここからが本題だ。
俺はその男に頼まれ、老人の幽霊を除霊しにやってきた。
この幽霊を祓えば莫大な金が手に入る。俺は老人の幽霊に全力で立ち向かう！
…が、あっさり返り討ちに遭った。
その上、『十年早いわ！』って怒られてしまったよ。