扉
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村人「あなた!その扉は絶対に開けてはいけません!!」
通りすがりの男「なんで?」
村人「とても危険です。」
男「危険?どんな?」
村人「悪魔ですよ。扉の中の世界に悪魔が住んでいるんですよ。悪魔に会ったらナニされるか。命の保証はありません。だから絶対に開けてはいけません。モチロン扉の中に入るなんてもっての他です。」
男「えー。悪魔?そりゃあ、怖いね。フフフッ。」と言って扉を開けてその中へ入っていった。唖然とする村人。
私は悪魔。時々こうして人間に成りすまし、扉を開けて中に入ろうとするフリをする。今回もちゃんと村人に入るのを止められた。私は心の中で思った。
「村人どもはちゃんと私の事を怖がっているな。たまにバカな奴が肝試し感覚で扉開けて入ってこようとするからな。こうして村人の見張りが機能しているか確認しないとね。」10年に一度の確認作業を終え満足する悪魔なのであった。
通りすがりの男「なんで?」
村人「とても危険です。」
男「危険?どんな?」
村人「悪魔ですよ。扉の中の世界に悪魔が住んでいるんですよ。悪魔に会ったらナニされるか。命の保証はありません。だから絶対に開けてはいけません。モチロン扉の中に入るなんてもっての他です。」
男「えー。悪魔?そりゃあ、怖いね。フフフッ。」と言って扉を開けてその中へ入っていった。唖然とする村人。
私は悪魔。時々こうして人間に成りすまし、扉を開けて中に入ろうとするフリをする。今回もちゃんと村人に入るのを止められた。私は心の中で思った。
「村人どもはちゃんと私の事を怖がっているな。たまにバカな奴が肝試し感覚で扉開けて入ってこようとするからな。こうして村人の見張りが機能しているか確認しないとね。」10年に一度の確認作業を終え満足する悪魔なのであった。
ミステリー・推理
公開:23/02/28 17:52
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時折、頭をかすめる妄想のカケラを集めて、短いお話を書いています。コメントは励みになります。とりあえず過去作の改訂版を中心に新作も載せていきます。よろしくお願いします。
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