肩パットの語源

肩パットの語源がカタパルトである事をご存知だろうか？
昭和に大流行した肩パット。実はこれには理由がある。
当時はバブル絶頂期。高給な仕事で溢れ、誰も彼も将来に不安なんて何一つなく毎日過ごした。
週末だけでなく平日も夜通し酒を飲み、二日酔いで仕事を始めるなんて日常茶飯事。
辛い二日酔い状態では当然仕事にならない。だから誰かに仕事を押し付ける。カタパルトで発射するかのように仕事を放り投げる。それが昭和という時代だった。
これは悪しき風習だ。だから一石投じる者もいた。一石投じるならカタパルトの出番だ。
上も下も関係なく意見を言い合える。肩パットはそんな時代の象徴だった。
だがバブルが崩壊し、将来に陰りが見えてくると誰も彼もが従順になり始める。カタパルトの出番はもう終わった…
そんな肩パットが令和の今、また注目されている。
肩身の狭い思いをしている若者が社会に一石投じようとしている証拠である。