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「このガムは、1年間味が長持ちするガムです」
「でもそんなに長い間噛んでいたら、アゴが疲れちゃいますね」
「そうなんです。だから噛む暇も無く売ってるんです。このガムいかがですか?」
……という具合だ。しかしそれはそれで、商売として成り立っているのだろうか? それとも、ただ単に、そのお店の売り方が上手いだけなのだろうか?
私は今、ガムを噛んでいる。昨日も一昨日も、ガムを噛んだ。そして今も噛んでいる。
「でもそんなに長い間噛んでいたら、アゴが疲れちゃいますね」
「そうなんです。だから噛む暇も無く売ってるんです。このガムいかがですか?」
……という具合だ。しかしそれはそれで、商売として成り立っているのだろうか? それとも、ただ単に、そのお店の売り方が上手いだけなのだろうか?
私は今、ガムを噛んでいる。昨日も一昨日も、ガムを噛んだ。そして今も噛んでいる。
その他
公開:23/02/21 05:10
SSnote
全力で推したい
ガム
カクヨムで『日々の事柄』を連載中。
2022年からエッセイストになるため修行しているが、
広島のサンモールで一部のエッセイが掲示されたことがある。
Novel Days では『Ingress――日常を冒険しよう』のPVが
13,000を突破している。
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