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「どうしたの? さっきから様子が変だけど?」
「いや……別に」
ミカサの言葉に、僕は何となく照れ臭くなり視線をそらした。
実は僕は、消しゴムアレルギーだ。触っただけでじんましんが出る。
だから、ノートを取るときは、ボールペンでとり、修正ステープラーで修正する。
ミカサは、そんな僕に消しゴムを渡そうとしていたのだ。
仕方がない、我慢して使おうか……そう思ったときだった。
―――シュッ! 突然、僕の前の席に座っていた男子が振り向きざまに、ミカサの手にあった消しゴムを奪い取った。
そして、そのまま口に放り込む。
モグモグ……。……え? ゴクリ。……今、食べたよね?
消しゴムと見えたのは、四角いチューインガムだったのだった。
「いや……別に」
ミカサの言葉に、僕は何となく照れ臭くなり視線をそらした。
実は僕は、消しゴムアレルギーだ。触っただけでじんましんが出る。
だから、ノートを取るときは、ボールペンでとり、修正ステープラーで修正する。
ミカサは、そんな僕に消しゴムを渡そうとしていたのだ。
仕方がない、我慢して使おうか……そう思ったときだった。
―――シュッ! 突然、僕の前の席に座っていた男子が振り向きざまに、ミカサの手にあった消しゴムを奪い取った。
そして、そのまま口に放り込む。
モグモグ……。……え? ゴクリ。……今、食べたよね?
消しゴムと見えたのは、四角いチューインガムだったのだった。
ファンタジー
公開:23/02/18 05:08
SSnote
消しゴム
アレルギー
食べちゃう
AIに作らせてみた
カクヨムで『日々の事柄』を連載中。
2022年からエッセイストになるため修行しているが、
広島のサンモールで一部のエッセイが掲示されたことがある。
Novel Days では『Ingress――日常を冒険しよう』のPVが
13,000を突破している。
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